カラーやパーマをして
毎日アイロンでスタイリングしていると
髪が乾燥して、ボロボロに。。。
少し前から髪のダメージを少なくする
ドライヤー方法とシャンプーの仕方についてお伝えしました。
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今回はスタイリング編です。
ダメージを最小限にするスタイリング方法(ブロー編)
普段乾かしたら
ワックスやジェルでスタイリングするだけなら気にしなくてもいいのですが
ブローやアイロン、コテでスタイリングする方もいるので
そんか方に出来るだけダメージが少なくなる方法をお伝えしていきます!
まずなんでブローやアイロンを使用すると
髪はカールしたり、真っ直ぐになったりするのか?
専門的なお話になってしまいますが
髪には4つの結合があります。
水に濡れて結合が切れて、乾きうことで再結合する
水素結合
pHの変化によって結合が切れる
イオン結合
パーマ液(還元剤)によって結合が切れる
シスチン(S-S)結合
髪の中で最も強い結合で、この結合が切れてしまうと2度と戻らない
ペプチド結合
この中の
水素結合の切断と再結合による物です。
水素結合とは
髪が濡れる事で切れます。
そして乾く事でまた再結合していきます。
ブラシでブローをするとブラシのと同じ丸みが付きます。
ブローをする事によって
髪がカールしている時に乾くから、ブラシと一緒の形になる。
うねって髪を真っ直ぐにするのも同じ原理ですね!
これが水素結合を利用した髪の形状変化の仕組みです。
髪は乾く時に形がつく!
一つ気をつけて欲しいのは
髪がびビショビショの時はいくらブローをしても
全く意味がありません。
むしろ髪は濡れている時が一番傷みやすいので
髪を傷ませるだけです。
カールや真っ直ぐになるのは
髪が乾燥する瞬間の短い時間の間です。
だいたい8割乾いた時。
もう少しで乾くな!と言う時に形をつけるようにしていきましょう。
8割乾くまではブラシは使わなくて大丈夫です。
ダメージを最小限にするスタイリング(アイロン、コテ編)
アイロンやコテの場合は
ブローとは使うタイミングが違う!
髪は元々10%程の水分があります。
そしてアイロンやコテの場合は温度が高いため
この水分量でもくせをつかせる事が可能なのです。
だから普通に乾いた状態で使用した方がいい!
水分が多い状態でアイロンやコテのような高温な物を使うと
水蒸気爆発やタンパク質の熱変性などがおきてしまい
かなりダメージを受けてしまう!
ここを注意してほしい。
水分があると髪は傷みやすい!
特に熱とテンションに弱いのです。
これはよく覚えておいてほしいです。
ブロー前に油分をつけすぎたり
コテでカールをつける人でカールが落ちづらくするために、カールローションをつけてから巻く方がいますが
これも注意が必要です。
ブロー前に油分をつけすぎる事によって
乾きにくくなったり、形が付きづらくなる!
すると何度もブローする事になってしまう。
ドライヤーの熱、ブラシによるテンションによって髪が傷みます。
コテで巻く時カールローションをつければ
髪は濡れてダメージにつながる!
こういったことを意識していくと髪のダメージを減らす事が出来るのです。
次回は髪と熱の関係性についてお伝えしたいと思います。
真実をありのままにお伝えする。
正直な美容師として、どうしたら髪の悩みが少なくなるのか。
日々試行錯誤と学んでいきます。
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