最近ではインナーブリーチやハイトーンのカラーや
ハイライトを入れてパーマをかけてり
毎月毛先までカラーをする。
3週間〜5週間に一度グレイカラー(白髪染め)をする方も少なくありません。
ダメージするからサロントリートメントをしっかりしてツヤツヤ、ツルツルにして帰る。。。
そんなんではどんどん髪がボロボロになってしまいます!
これまでサロントリートメントは髪をダメージさせる原因だとお伝えしてきました。
そして髪を綺麗に保つにはすっぴん髪にする事です。
今回はカラーやパーマ、縮毛矯正をした時にどうケアをしたらいいのかをお伝します。
以前にも書きましたが
薬剤は基本アルカリ剤が入っています。
最近はアルカリが少ないパーマ液もありますが、カラーに関してはpH8〜10、ブリーチだとpH11くらいまであります。
このアルカリがキューティクルやタンパク質にダメージを与える1つの大きな原因になります。
そしてこのアルカリは髪に2〜3週間ほど残留します。
アルカリが髪のダメージになるのであれば早く髪から出てくれればいい話ですよね!
pHコントロールやアシッド、バッファー剤などと言われるものが
アルカリに傾いた髪を酸性に戻してくれる物になります。
しかし
何でもかんでもつければいいというものでもないのです。
髪のpHは4.5〜5.5が健康な状態と言われています。
この4.5〜5.5よりもアルカリに傾くとキューティクルが開き
逆に酸性に傾けば傾くほど、キューティクルがギュッと閉じます。
アルカリに傾いたからといって
pH3〜2の物をつけるとすぐにキューティクルが閉じてしまい
髪の中まで浸透せずアルカリを除去出来ないのです。
理想はpH5くらいのアシッドをつけて
2〜3分ほど放置してあげる事です。
意外にこれを理解していない美容師もいます。
さらにカラーをする時にほとんどと言っていい程使用する
過酸化水素!オキシドールとも言います。
漂白剤にも使用される薬剤です!
この薬剤も髪に対してダメージをさせる原因です。
このオキシとアルカリを除去してあげる事が大事になってきます!
もしお店にそういった物がない所はあまりオススメしません!
しっかり知識をつけ、正しいケアが出来る所を探した方がヘアデザインを楽しめます。
