髪のダメージは修復も再生もしない。
そしてどれだけだけダメージさせないか!
それが一番のヘアケア方法であります。
じゃあそもそもダメージの原因ってなんなのか。。。
今回はダメージについてお話していきます。
ダメージの原因には大きく2種類ある!
髪のダメージには
物理的ダメージ
科学的ダメージ
2種類あります。
物理的ダメージとは
・ブラッシング
・コーミング
・ドライヤーの熱
・アイロンの熱
・摩擦
などがあります。
そして髪は濡れている時が物理的ダメージに弱いです。
特に熱とテンションに!
科学的ダメージとは
・ヘアカラー
・パーマ
・縮毛矯正
・シャンプー
・トリートメント
などがあります。
シャンプーに関してはやり方によるダメージは
物理的ダメージになりますが、ここでは細かい事は置いておきます。
物理的ダメージについては
どうしたらダメージを減らす事が出来るのかは
こちらの記事をご覧ください。
https://wp.me/p9M5o8-6Y
https://wp.me/p9M5o8-75
https://wp.me/p9M5o8-7l
https://wp.me/p9M5o8-7W
しかし家で気をつけているのに美容室へ行って
雑に扱われては努力が無駄になってしまいますので
しっかり髪の事に気を使ってくれる美容師さんを見つける事をおすすめします。
科学的ダメージからの対策とは?
カラー、パーマに含まれる
アルカリとカラーの1液と混ぜたりパーマの2液として使用される
過酸化水素(オキシドール)という物がある!
この記事にも書きましたが
https://wp.me/p9M5o8-5n
"薬剤は基本アルカリ剤が入っています。
最近はアルカリが少ないパーマ液もありますが、カラーに関してはpH8〜10、ブリーチだとpH11くらいまであります。
このアルカリがキューティクルやタンパク質にダメージを与える1つの大きな原因になります。
そしてこのアルカリは髪に2〜3週間ほど残留します。
アルカリが髪のダメージになるのであれば早く髪から出てくれればいい話ですよね!"
髪の正常な状態はpH4.5〜5.5です。
カラーをする事により髪にアルカリ剤が入りアルカリに傾きます。
これが2〜3週間ほど残留してしまいます。
そして過酸化水素(オキシドール)もなかなか抜け出ない。。。
髪にアルカリ剤が入る事によって
膨潤し、髪のキューティクルとタンパク質を溶解(とかす)していきます。
つまり髪のキューティクルは剥がれやすくなり、タンパク質は流れ出やすくなります。
これが2週間以上残留するという事は
その間髪がダメージしていくのです。
過酸化水素(オキシドール)は脱色剤や殺菌剤などに含まれるような薬剤です。
強い腐食性も持っております。
これらを取り除いてあげる事がダメージを減らす事の出来るという事になります。
アルカリに関しては、アルカリ除去剤!
過酸化水素(オキシドール)に関しては、カタラーゼやヘマチン!
を使用して除去してあげます。
普通のシャンプーではすぐには取り除くことが出来ず
ホームケアで何とかしようとしてもどうにも出来ません。
しかもこれは処理剤の濃度やpH数値のバランスが大事で
何でもいいからつければいいというわけではありません。
アルカリ除去剤であれば
pH5程度で酸度が80mlほどの物を使った方が良い。
ここらへんは専門的で難しい所ですが
普通の美容室で使用している物は、pH2〜3で酸度が低い物が多い!
しっかり薬剤の事を理解していないとアルカリ除去したつもりで終わってしまい
結果髪のダメージは進行してしまう事になってしまいます。
過酸化水素(オキシドール)を除去するにも
カタラーゼやヘマチンが入っていてもどのぐらい入っているかわからない物もあり
低濃度の物だと取り除ききれずであまり意味がない。。。
あなたの通ってる美容室はどうですか?
この事をご存知でしょうか?
カラーやパーマしたからと言って
トリートメントしましょうと言われていませんか?
トリートメントした所でトリートメントが髪に結合なんてしないし、修復も再生もしない。
逆に強力なコーティングにより髪がダメージする事になります。
https://wp.me/p9M5o8-3V
https://wp.me/p9M5o8-43
ヘアケアで大切な事はいかにダメージを減らす事が出来るか!
髪のダメージは蓄積していき、何をしても良くなる事はありません。
これが基本なので覚えておいてください!
真実をありのままにお伝えする。
正直な美容師として、どうしたら髪の悩みが少なくなるのか。
日々試行錯誤と学んでいきます。
ご予約はこちらからお気軽にお問い合わせください。
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